TimeMachine と FileVault 2

先日、MacBook Proのハードディスクが逝ってしまった。何とか一週間前のバックアップから戻したが、色々あったので、書き残しておく。

まずは、TimeMachine からの復帰

Appleから戻ってきたときは、出荷時のOSであるSnow Leopard 10.6 でした。
トラブル前は、Lion と Mountain Lion の2パーテーションだったので、以下の方法で戻してみた。
 
1.ディスクユーティリティでパーテーション変更
SDカードに作成しておいたインストーラから起動(リカバリ起動でもOK)して、ディスクユーティリティで、パーテーションを分割。
その後で、Time Machine のバックアップディスクを接続、暗号化しているので、ここで、パスワードを入れてマウントをしておいた。
 
2.Time Machine バックアップから復元
同じく、インストーラメニューから、Time Machine のハードディスクから復元を開始。
 
f:id:s_nagano:20130914183645j:plain
 
Time Machineは、二つのパーテーションを全てバックアップしているので、どっちを戻すかとバックアップした日時のデータを選択して、戻すパーテーションも選択する。今回は、二回の復元をした。
f:id:s_nagano:20130915005041j:plainf:id:s_nagano:20130915005158j:plain
これで待つだけ。
f:id:s_nagano:20130915005350j:plain
3.復元が完了し、再起動すれば、元通りになった。
OSのインストールもなく、戻せて、2パーテーションも戻せたのは、素晴らしい。 

問題発生

もとは、FileVault 2 で暗号化していたので、再設定を開始したが、「...復旧パーテーションがを作成できない場合があります。」と言われてしまい、暗号化ができない...。
エラーは、こんな感じで、日本語が微妙に間違ってますけどね。

f:id:s_nagano:20130915174009p:plain

たしかに、この記事 にある通り、
 
FileVault 2 には OS X Lion または Mountain Lion、および起動ドライブにインストールされた復元用 HD が必要です。復元用 HD は OS X Lion インストーラがインストール時に作成します。

という事で、OSから、再インストールすれば、復元用パーテーションが作成されるだろうという推測で、再インストールする事にした。

ま、その前にTimeMachineでバックアップ。
 

Lion を再インストールしたら、暗号化もできた。

リカバリブート(⌘+R)を使って、ネットからのLion再インストールを開始。
OSインストール後に、移行アシスタントで、再度データ戻すのかと思ってたが、なんとデータとアプリは、そのまま残されているではないの!
また、期待していた通り、この再インストールで、リカバリパーテーションも自動作成されており、これで、暗号化もエラーなくできるようになった。
 
少し手間取ったが、元に戻せた。それにしても、TimeMachine は、素晴らしい。あとは、毎日とっておけば、もっと助かったって事で、毎日とるようにしようと思ったのでした。
なので、この方の場合 が、駄目だったのは、なぜでしょうね?